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2019年04月10日

第7回3/19成瀬貴良先生『インド哲学のおさらい』と第8回4/16のご案内

みなさまこんにちは!

いつもインド哲学にご参加ありがとうござうます!

前回のインド哲学のおさらいです。

よろしくおねがいいたします(^^♪

 

 

3/19成瀬貴良先生 インド哲学 第7回講座のまとめ

 

★チャクラ

サンスクリット語でチャクラとは?

「輪、円、車輪、回転するもの」

 

ハタ・ヨーガにおけるチャクラ

エネルギーの凝集したセンターで、チャクラが活性化すると回転し始め、各チャクラに応じていろいろな力が生じると言われます。

脳の多くの部分が未知の領域であると言われていますが、チャクラはその脳の部分の働きと関係すると言われます。

ハタ・ヨーガでは人間の身体に六つ、又は七つのチャクラがあると考えられ、肉体の一部としては存在していませんが、神経組織や内分泌腺と関わり人間全体に影響を与えるものです。

アーサナを行なうとき、身体の一部や呼吸やチャクラに意識を向けることで、これらの組織や神経叢を強くし、改善する効果を与えてくれます。(例、サルヴァーンガ・アーサナで喉にあるヴィシュダ・チャクラに意識を向けることで、甲状腺が刺激されその機能は改善されます。)

アーサナを行なうときに、チャクラに意識を集中することで、エネルギーがチャクラに流れ身体におけるそれぞれに対応した霊的な能力が目覚めるのと言われます。

ほとんどの人のチャクラはまだ未開発の状態にあり、最近の心理学は脳の1/10しか使っていないというヨーガ哲学を認めています。

主なチャクラは、会陰部から頭の中まで背骨に沿って七つあります。これらのチャクラはナーディー(プラーナの通る道)とよばれる霊的なネットワークに関係しています。

各チャクラは、蓮の花びらでシンボライズされて表され、それぞれのチャクラは決められた枚数の花びらと色を持っています。

花びらは、そのチャクラのさまざまな霊的エネルギーの表れを示しています。それぞれのチャクラは、元素、形、ビージャ・マントラ、そこに住む神と乗り物、ある性質を持っています。

六つないし七つのチャクラについては、『シヴァ・サンヒター』(Ⅴ-78172)などからある程度はその位置や色や形の特徴を説明することができます。

 

ビージャ・マントラ(ヨーガ事典より)

ビージャは「種子」、マントラは「真言」

一音節あるいは短い音節のマントラで、小さな種子がやがて大きな樹になり実を結ぶように、短い音節の中に非常に大きな力が凝縮されていると考えられるマントラ。

 

 

  • ムーラーダーラ・チャクラ

意味 ムーラは「根、土台」、アーダーラは「支え、支柱」

場所 会陰部、尾てい骨部

元素/ビージャ・マントラ 地の元素、 Lam

形/色 四つの花弁、金色

神様/乗り物 この世を創造するブラフマー神、皮膚をコントロールするダーキニー女神

性質 根本のチャクラとよばれ、ヘビで現されるクンダリニーがとぐろを巻いて眠っています。このエネルギーは性的、情緒的、精神的、霊的なものを含めた人間の、宇宙のエネルギーの源です。そのエネルギーを目覚めさせ、スシュムナーを通ってより高いチャクラに、最終的にはサハスラーラ・チャクラに導きます。そこでシャクティ(エネルギー)とシヴァ(精神)との合一がハタ・ヨーガの目的です。

ここにブラフマ・グランティと言う結節があり、物質や性的快楽に対する執着、自己本位など作っています。

 

ブラフマ・グランティとは、

三つあるグランティ(結節)の一つ。ムーラーダーラ・チャクラにありスシュムナーにプラーナが流れるのを妨害している。

その他、「ルドラ、ヴィシュヌ」の結節があるが、クンダリニーの覚醒によってこれら三つの結節は破られる。

 

  • スヴァーディシュターナ・チャクラ

意味 スヴァは「自身の、私の」アディシュターナは「状態、立場」

場所 性器の辺り

元素/ビージャ・マントラ 水の元素 Vam

形/色 六つの花弁、紫がかった赤色

神様/乗り物 世界を維持し保持するヴィシュヌ神、地の要素を保持するラーキニー神

性質 肉体的には排泄、生殖器官に関係している。

深いレベルでは、意識の集合するところ、サンスカーラ(潜在印象)の貯蔵庫であり、遠い祖先の記憶の場でもあり、人の最も原始的な部分を持つ本能のチャクラ。

浄化することで獣の性質を超えることが出来る。

 

  • マニプーラ・チャクラ

意味 マニは「宝石」、プーラは「都市、町」

場所 へその辺り、太陽神経叢に対応

元素/ビージャ・マントラ 火の元素 Ram

形/色 十枚の花弁、黄金色

神様/乗り物 この世を破壊するルドラ神と肉体における肉の要素をコントロールするラーキニー女神

性質 太陽神経叢は食物の消化、吸収に関係するエネルギー・センター。消化器官の働きをコントロールする。

腎臓の上にある副腎は、マニプーラ・チャクラの肉体レベルの表れです。

だるさや倦怠や鬱状態、糖尿病、消化不良などの消化器官の機能不全に悩まされる人は、このマニプーラ・チャクラに集中し、そこに熱を感じ、この部分からエネルギーが発散されているのを感じ取る。

霊的・肉体的体の活動のチャクラ。ここでプラーナとアパーナが合流し、命を支えるのに必要な熱を生み出す。

アパーナ(五つの気の一つ。へそから足の裏まで働く気で重く、下へ下げようとする働き)

 

  • アナーハタ・チャクラ

意味 「打たれざる」「触れざる」

場所 胸、心臓

元素/ビージャ・マントラ 風の元素 Yam

形/色 十二枚の花弁 深紅

神様/乗り物 あらゆる物の中に浸透しているイーシャー神、肉体の脂肪をコントロールするカーキニー女神

性質 肉体的には心臓や肺などの循環、呼吸器官に関係。貧血、高血圧、動悸、結核、喘息、気管支炎に悩む人は、ヨーガを実習するときにアナーハタ・チャクラに集中すると良い。

ここにヴィシュヌ・グランティと言う結節があり、他人との間の束縛や情緒的な関係、霊的な経験や情緒的な状態へと執着を作り出しています。

 

  • ヴィシュダ・チャクラ 

意味 清浄された

場所 喉

元素/ビージャ・マントラ 空の元素 Ham

形/色 十六枚の花弁 黄金色

神様/乗り物 アルダナリーシュヴァラ神、肉体と骨をコントロールするシャーキニー女神

性質 ハタ・ヨーガでは月があるところで、月から出る液体=アムリタが流れていると言われる。

アムリタ「甘露、不死になるための飲み物」

 

  • アージニャー・チャクラ

意味 「命令、指揮、監視」、グル・チャクラともいわれる。

場所 眉間

元素/ビージャ・マントラ Om

形/色 二枚の花弁、白色

神様/乗り物 マハーカーラ尊、ハーキニー女神

性質 頭の中の「松果体」に対応すると言われ、子供のうちは活発に働いているが、思春期になると衰える。

イダー(左)、ピンガラー(右)スシュムナー(真ん中)の3つの主要のナーディー(エネルギー=プラーナの通る道)が一つになる合流点。

深い瞑想の間、シューニャ(空、ゼロ)とよばれる状態に入りますが、グル(師、偉大な)はこの時、このチャクラから指令を出すことによって、アージニャーからサハスラーラへと弟子を導くと言われます。

第三の目、シヴァ神の目、直観の目などとよばれ、自分の内部を見る目と言われます。

気づきの最高のレベルの状態を表し、アージニャーが発達するとサイキック・パワー(霊力、超自然力)を得ることが出来ます。

しかしルドラ・グランティ(シヴァの結節)があり、アージニャー・チャクラの覚醒と関連する霊的な力、シッディ(超自然力)に対する執着の象徴でもあります。人間の霊的事象への執着に打ち勝つまで効果的に防御してくれるものであり、それらの執着がなくなった時、この結節(グランティ)もなくなると言われています。

 

  • サハスラーラ・チャクラ

意味 サハスラは「1000」。1000弁の蓮の花のチャクラ

場所 頭頂部、頭の中、頭頂部の上

形/色 千枚の花弁、

性質 1000の花弁のハスの花として視覚化されます。巨大な光のドームのように無限の光を放ち、頭の頂上からあらゆる方角に向かって広がっています。もっとも高い霊的なセンター(チャクラ)といわれていますが、霊的なものを超えた領域にあります。

サハスラーラ・チャクラはそれぞれのチャクラを上って行ったその最頂点にあります。

それぞれのチャクラの力は、サハスラーラ・チャクラの中にあるといわれ、各チャクラは単にスイッチに過ぎず、すべての潜在的な力はサハスラーラの中にあるといいます。

クンダリニー・シャクティ(エネルギー)がサハスラーラに到達したとき、シヴァとシャクティが合一したと表現します。この合一は自己実現(悟り、解脱)、あるいはサマーディ(三昧、深い瞑想状態)の現れでもあり、このとき、個々の意識は消滅し宇宙意識が現れるのです。

 

 

太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)『ヨーガ事典(成瀬貴良編著)P236~』

12のチャクラに対応している。

ハタ・ヨーガの文献には載っていないが、インドのほとんどのヨーガ・アーシュラムで行われている。もともとヨーガではなく太陽に礼拝するもの。

 

太陽礼拝、集中するチャクラ

  • プラナーム・アーサナ(祈りのポーズ)⇒アナーハタ・チャクラ
  • ハスタ・ウッターナ・アーサナ(腕を上に伸ばすポーズ)⇒ヴィシュダ・チャクラ
  • パーダ・ハスタ・アーサナ(手と足のポーズ)⇒スヴァーディシュターナ・チャクラ
  • アシュヴァ・サンチャラナ・アーサナ(騎手のポーズ)⇒アージニャー・チャクラ
  • アドームカ・シュヴァーナ・アーサナ(下を向いた犬のポーズ)⇒ヴィシュダ・チャクラ
  • アシュターンガ・アーサナ(八点をつくポーズ)⇒マニプーラ・チャクラ
  • ウールドヴァムカ・シュヴァーナ・アーサナ(上を向いた犬のポーズ)⇒スヴァーディシュターナ・チャクラ
  • アドームカ・シュヴァーナ・アーサナ(下を向いた犬のポーズ)⇒ヴィシュダ・チャクラ
  • アシュヴァ・サンチャラナ・アーサナ(騎手のポーズ)⇒アージニャー・チャクラ
  • パーダ・ハスタ・アーサナ(手と足のポーズ)⇒スヴァーディシュターナ・チャクラ
  • ハスタ・ウッターナ・アーサナ(腕を上に伸ばすポーズ)⇒ヴィシュダ・チャクラ
  • プラナーム・アーサナ(祈りのポーズ)⇒アナーハタ・チャクラ

 

十二の連続したアーサナで構成され、その一つ一つが太陽への神聖なる礼拝の行為であり、この十二のアーサナを行いながら十二の太陽神の名前を唱えていきます。『ヨーガ事典P,236~』のマントラを参照ください。他、アーサナの絵も確認いただけます。

 

 

以上、ありがとうございました。

おさらいですが、成瀬貴良先生の『インドの叡智』『ヨーガ事典』の書物をもとに補足させていただいています。さらに詳しく学びたい方、用語なども分からないところがありましたら、是非先生のご本も参考にしてみてくださいね。

よろしくお願い致します。

 

Miko

 

 

次回は4/16(火)16時から、第8回インド哲学講座になります。詳しい内容とご予約はこちらからお願いいたします。→

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高浪美子までお願いいたします。

 

 

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